冬のオリンピック、スノーボード男子ハーフパイプで3つの金メダルを獲得しているアメリカのショーン・ホワイト選手が北京大会を最後に競技を引退すると表明しました。

ホワイト選手は35歳。



オリンピックのスノーボード男子ハーフパイプではトリノとバンクーバーで2大会連続の金メダル、さらに、前回のピョンチャン大会でも日本の平野歩夢選手との接戦を制して3つめの金メダルを獲得したスノーボード界のスーパースターです。



ホワイト選手は5日行われた記者会見で「これが最後の競技になる。だからとても特別だ」と話し、自身5回目の冬のオリンピックとなる北京大会を最後に、競技を引退することを表明しました。



ホワイト選手は引退の理由として、去年夏に手術した膝の状態が思わしくないことや腰の故障をあげました。



そして、「とら年生まれで負けず嫌いなところがある。できるだけ楽しんでキャリアの最後を力強く締めくくりたい」と意気込みを語りました。



ホワイト選手が出場する男子ハーフパイプの予選は9日に行われる予定です。