東芝は、先月22日の地震のあと、一部稼働が止まっている大分市の半導体工場について、今月14日をめどに順次、生産を再開する見通しだと発表しました。

スマートフォンなどの家電や自動車向けの半導体を製造している東芝の子会社の工場「ジャパンセミコンダクター大分事業所」は、先月22日の地震で製造装置が破損したため一時、操業を停止し、今も一部の生産ラインが復旧していません。



4日の会社の発表によりますと、その後、復旧を進めた結果、製造装置の修理に必要な部品の調達にめどが立ち、今月14日をめどに順次、生産を再開するということです。



ただ、段階的に修理をしていくため、生産が地震前の水準に回復するのは、来月上旬になる見通しだとしています。