東京市場で取り引きされている中東産の原油の先物価格は、28日朝までの夜間取引で一時、1キロリットル当たり6万440円まで値上がりし、およそ7年2か月ぶりに6万円を超えました。


緊張感が増す国際情勢を背景に、原油の供給減少が懸念され、価格の高止まりが続いています。

東京市場で取り引きされている中東産の原油の先物価格は、28日朝までの夜間取引で取り引きの中心となる「ことし6月もの」が一時、1キロリットル当たり6万440円まで値上がりしました。



緊張感が増すウクライナ情勢や、中東の情勢を背景に原油の供給減少が懸念されているためで、6万円を超えるのは2014年11月以来、およそ7年2か月ぶりです。



市場関係者は、「国際情勢が改善しなければ、原油価格の高止まり傾向は今後も続くだろう」と話しています。