大手電機メーカーの東芝は、車谷暢昭社長の辞任を受けて14日午後、指名委員会の永山治委員長らがオンラインで会見しました。

この中で「車谷氏は2018年4月に東芝のCEOに就任し、収益力を強化して経営安定化への道筋をつけた。そして、ことし1月に東証1部への復帰で東芝の再生ミッションを完了したとして辞任の申し出があり、受理した」と述べました。

一方、イギリスに本拠を置く投資ファンド、CVCキャピタル・パートナーズからの買収提案について、永山委員長は「初期提案は内容が乏しく、会社側から要請したものでもなく唐突だ。今の時点では評価は不可能で、慎重な検討を要する」と述べました。